3月11日、あらためて思うこと。

 

こんにちは。およねです。

 

あれから5年が経ちました。

能登半島地震からももうすぐで丸9年が経とうとしています。

 

ビートたけしさんが、「被災地に笑いを」なんて戯れ言だ

とおっしゃていました。

 

9年前のあの地震の時、わたしは輪島に嫁いで間もないころでした。

ひとりが怖くて、怖くて・・・。

余震におびえる毎日で、夜になるのがすごくこわかった。

余震があると、裸足で外へ飛び出していました。

 

でもテレビをつけると、普段と何も変わらない姿がそこにはありました。

なんで?なんでこの人たちは笑っていられるんだろう。

なんで、この人たちは普通に生活しているんだろう。

 

そう思うことが多々ありました。

そういうことなんです。

自分の気持ちが安心していないと、笑えないんです。

 

地震はいつ起こるかわからない。

自然の猛威は誰にも止められない。

 

常なるものなんて、ひとつもないんですね。

 

明日の命はわからない。

だから、1日1日に感謝です。

 

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息子は小学校で黙とうをしてきたと言っていました。

 

先日4歳になった娘は、東北の地震を知りません。

いま小学1年生の息子は、能登半島地震を知りません。

 

わたしは戦争を知りません。

 

できることは、忘れないこと。

 

 

そして、

今日もありがとうございます。