続 糀をみらいの食卓へ

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『糀をみらいの食卓へ』

 

ぼくらの思いです

 

子供の食生活は親が決めることが多くなります

そこでどういうものを摂らせてあげるか

どういうものを見せてあげるか

自分たちなりに色々と考えています

 

ぼくらにはぼくらの世代が今伝えるべきことが沢山あると考えています

戦後、高度成長期の中で育った親世代とは違い

ものがあふれ非常に便利にはなりましたが

様々な問題もまたあふれている時代

 

食に関することも一昔前の様に地域の資源を使い、

手づくりで食品をつくるということが今なくなってきています

実際にそんなことをしていたと聞くのはぼくらの祖父や祖母の世代

 

しょうゆやみそをスーパーで買う時代になってしまった現代では

そんな作り方を知る人が少なくなりました

 

今、残さないとこういう文化がとだえてしまうのではないかという危機感があります

ぼくらの世代がギリギリそういうことを知る世代なのだと思うのです

ただ知識や文献で残るということであれば

残ると思います

 

でも暮らしや人や色々なものが絡む中で

生きた文化として残ることが大事なのではないかと思うわけです

 

というわけで、糀を使う文化や食を残す為に

今できることを考えてつくっていこうと思いできたシリーズです

 

麹と糀

麹は大陸から伝わった文字

糀は日本で生まれた文字

 

日本で生まれ育った糀とその文化を伝えたいのです

なのでこの糀の文字

 

どんな形でみらいへ伝えていけるでしょうか