日本三大魚醤のひとつと言われている、”いしる”。

そのいしるは主に能登半島でつくられています。
使い方が分からない…と思われがちですが、加熱することで香ばしさや甘みが生まれ、
複雑な旨味が出汁の代わりにもなる万能調味料。

今回、一汁三菜をベースにいしるレシピを考えてみました。ぜひ身近な料理にいしるを少量加えてみてくださいね。
（写真をクリックすると各レシピをご覧いただけます）


レシピ考案者：瀬川しのぶ





 

筍と鶏肉の炊き込みごはん

意外と難しい炊き込みごはんの味付け。でも、サクラ醤油といしるがあれば大丈夫◎
サクラ醤油は甘みと旨味が強いので、お酒やみりんは少量でOK。
筍以外にも、ごぼうや蓮根などの根菜を入れても良いです。

使用商品：いしる（いわし）、サクラ醤油（うすくち）

かきたま汁

出汁いらずのお吸い物。これもいしるだからできる技です。
わかめがなくても、豆腐と卵、ちょっとネギを散らすだけでもいいです。身体にも、お財布にもやさしい汁物です。

使用商品：いしる（いわし）

鮭と野菜の焼きびたし

揚げずに焼くだけでも、十分美味しくなります。野菜は旬のものでも良いですね。
お子さまが食べられる場合、唐辛子は入れずレモンもちょっと控えめに。
今回いちおしレシピです。

使用商品：いしる（いわし）または いしる（いか）

肉じゃが

家庭料理の定番メニューもいしるを使います。
合挽き肉は、あまりほぐさずに炒めると、かたまりの部分が増え、お肉感が増します◎
わが家の子どもたち、お気に入りのレシピです。

使用商品：いしる（いわし）または いしる（いか）、サクラ醤油（こいくち）

キャベツとカニの酢の物

さっぱりとした酢の物はこれからの季節にピッタリです。
カニのむき身がなければ、カニカマでもOK。
常備菜として、冷蔵庫に置いておきたい一品です。

使用商品：いしる（いわし）または いしる（いか）

初めていしるを使う方、慣れていない方にはクセが少ない、”いしる（いわし）”をおすすめしています。
クセのある味が好きな方、各地の魚醤が好きで楽しんでいる方は、香りがちょっと強めな”いしる（いか）”でレシピを試してみてください。