数か月前に突然の来訪者。
小豆島の木桶づくりで顔を知っていた司製樽の原田さん。
突然の出現に戸惑いながら(笑)
何やら話を聞いていると海女さんが使用する桶の
修理やら製作やらで能登に来る用事があって、寄ってくれたみたい。
ついでに能登で仕事を探したりもしているようだったのですが、
中々パッと思いつかずめぼしいところは調査済みのようでした。
とりあえず、前から少し困っていた『甑(米を蒸す道具)』の修理をお願いしておいて、一端お別れ。
そこからしばらくしてやってきたわけです。
うちで使用している甑はまだ一応使用できるようですので、とりあえず痛んでいる箍だけ交換してもらうことに。
朝一番にやってきてキビキビと作業開始。
急遽修理してほしい桶も見つかり合計3つ分の修理。
それでも3時間程度で作業終了。
午後からは白山市(輪島からは車で2~3時間)で仕事があるというので
今回はお昼ご飯を一緒に食べてからお別れ。
会社へ帰ってからきちんと修理された甑の箍を見て、
颯爽と仕事をこなしていった職人の残り香のようなものが感じられて何だかよかったです。
職人っていいいですねー