こんにちは。およねです。
朝の連ドラがとても気になる今日このごろです。
先日のドラマでは戦争中、そして戦後もしばらくは物資がなく、
毎日3食食べられず、さつまいもやすいとんを食べている風景が
描かれていました。
女性が一生懸命やりくりし、時には衣服と農作物を交換して
食料を確保していた時代。
わたしはその時代に生まれていないので、本当のところどうなのかわかりませんが。
ただ、この物資がない時代の中、”醤油”は本当に貴重品だったのでは
ということだけは感じました。
どのように原材料を確保していたのか・・
ふと疑問に思いました。
大豆と小麦、そして塩が手に入りにくい時代の中、
試行錯誤の末、脱脂大豆や添加物を使わざるを得なかったのかなと思ったり。
当時、谷川醸造は日本酒メーカーで、ある程度人数もいて、従業員の生活も守らないといけない、
そして、何とか会社をまわさなくてはいけない。
でも原材料が手に入りにくい状況。
今のサクラ醤油のつくりかたは、そういう時代背景のもと生まれたものかもしれません。
もともと能登は甘いお醤油で、砂糖も貴重品ですべてが手に入りにくい。
地理的にも、とても不便な場所。
でもこの味を守る。
戦前・戦中・戦後と、味や製法に多少の変化はあったかもしれないですが
サクラ醤油の味を守りつくり続けることは、並大抵のことではなかったと思います。
(本当のところは・・なぞです)
”毎日の生活を少しでも豊かに。”
”ひとりひとりが、自分の生活を大切に。”
『暮らしの手帖』はそのような思いから作られた雑誌です。
わたしもひとりでも多くの方(特に女性)に
毎日の暮らしが少しでも豊かになる食卓を、
糀を通して伝えていきたい。
そうドラマを見て思いました。
・・何だかミーハーですよね。
谷川醸造株式会社4代目の元へ嫁いだ、およね(通称)です。能登・輪島で醤油と味噌を作っています。仕事のこと、時々家族のこと、つぶやいています。
なぜ「およね」なのか・・理由は直接聞きにきてください。
出身は金沢ですが今はすっかり輪島の人です。醤油屋の嫁らしくないこともつぶやいたりしますがどうぞよろしくお願いします。
谷川醸造株式会社
https://tanigawa-jozo.com/
石川県輪島市釜屋谷町2-1-1
TEL:0768-22-0501(代)