こんにちは。およねです。
寒い日が続いています。
仕込みの時期も続いています。
先週の日曜日は、『まるやま組』の日でした。
※まるやま組とは・・コチラ→
今月は、まるやまの耕作放棄地や畔でつくった大豆と小麦で、
お醤油を仕込むワークショップ。
ということだったので、今回のお手伝いをウチ(谷川醸造)でさせていただきました。
雪が舞い散る中、たくさんの方が来てくれてとてもうれしかったです!
ありがとうございます。
ひと通り、おたかさんが醤油づくりの説明をして、
早速みんなで作業です。
砕いた小麦と、蒸し大豆をまぜまぜ。
ある程度の温度になったら、種麹も加えてまぜまぜ。
今回は子どもたちがたくさん参加してくれたので、みんなでまぜまぜ。
これを室と呼ばれるお部屋に運び、今日の作業は終わりです。
みーーんなが混ぜてくれた麹。
ここで2泊3日、この麹たちは過ごします。
その間、麹たちが過ごしやすーい環境づくりを
おたかさんが「みんな寒くない?暑くない??」と会話しながら、やってくれています。
なかなか大変なんです。
その後は、おやつの時間。
自然栽培でお米を作っている農家さんの新妻が、米粉のブラウニーや
酒まんじゅうをたくさん作って持ってきてくれました。
やさしい味で、美味。
珪藻土のコンロで、ちょっとあたためるっていうのも
なかなか良かったです。
わたしも緑茶の甘酒ドリンクを持参したのですが、
保温ポットだと思っていたら、はっ!!
保冷って書いてあった・・。
ってことに、家に帰ってひとやすみしてた時に気づいちゃった・・。
みなさま、あたたかいなんてウソを言って申し訳ありませんでした。
きっとぬるかったでしょう。
ごめんなさい。。。
という感じで、バタバタと何とか終わりました。
いや、まだ終わっていませんよー。
これからが始まり。
このお醤油が出来上がるころには、きっと息子が小学生になっているかな。
こうやって、子どもたちと一緒におしょうゆづくりができることが
ほんとにうれしい。
今、もろみから仕込みをしているお醤油屋さんが、
全国に1割程度しかありません。
だいたいのところは、醤油組合などから生醤油を買い、自社で調合しています。(サクラ醤油もそのひとつ)
色々と理由があると思うのですが、わたしたちは幸いにも機械が残っていたこと、
もろみを入れる桶が残っていたこともあり、再生させることができました。
本当に感謝です。
このおかげで、今回のワークショップも実現することができ、
地域とより関われることができるようになりました。
まだまだ手探りで、あたふたと周りの方々に助けてもらうことがたくさんありますが、
これからもよろしくお願いします!
谷川醸造株式会社4代目の元へ嫁いだ、およね(通称)です。能登・輪島で醤油と味噌を作っています。仕事のこと、時々家族のこと、つぶやいています。
なぜ「およね」なのか・・理由は直接聞きにきてください。
出身は金沢ですが今はすっかり輪島の人です。醤油屋の嫁らしくないこともつぶやいたりしますがどうぞよろしくお願いします。
谷川醸造株式会社
https://tanigawa-jozo.com/
石川県輪島市釜屋谷町2-1-1
TEL:0768-22-0501(代)